東北・みやぎ復興マラソン2024

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大会の特徴

POINT1

コースの約7割が津波の浸水域

コースの約7割が東日本大震災の津波の浸水域です。コース沿いには震災遺構や慰霊碑、震災後に新たにできた商業施設などが点在。途中、かさ上げ道路(東部復興道路)を走っていただく場所もあります。走りながら復興の軌跡を感じられるコースです。

POINT2

「ありがとう」の想いをこめたエイドステーション

津波の影響で移転を余儀なくされた地域の元住民が、自分たちの“故郷”に戻ってエイドステーションを運営する『Back To The Hometown』を実施しています。「頑張れ」の応援だけではなく「来てくれてありがとう」と感謝の言葉を掛ける姿が多く見られます。開催自治体となる宮城県仙台市、名取市、岩沼市だけでなく、岩手県、宮城県、福島県の被災地の様子を伝えるべく、スペシャルエイドステーションも設置予定です!

POINT3

被災企業・自治体からの商品の購入

エイドステーション提供物の購入

復興マラソンでは被災した企業の商品や、震災後に被災地の特産品となった商品、復興を支える商品を購入し、複数のエイドステーションで提供しています。直接的な経済支援につながるとともに、全国から参加するランナーへのおもてなし&PRにもつながっています。

《2023年大会 実績》

フィニッシュサービス提供物の購入

フルマラソン、2km競技それぞれのフィニッシュサービスでの提供品も被災した企業から購入しています。フルマラソンのフィニッシュサービスで提供した「ふかひれスープ」は、気仙沼市で工場・事務所が津波の甚大な被害を受けた気仙沼ほていから、2km競技のフィニッシュサービスで提供した「伊達の塩アイス」は、石巻市で店舗が津波の浸水被害にあった風月堂からそれぞれ購入。多くのランナーに喜ばれました。今年も同様の企画を検討しています。

POINT4

被災地に彩りを!満開のコスモスがランナーをお迎え!

名取市のフルマラソンコース沿道にある花壇をオレンジ色のコスモス(キバナコスモス)で彩るコスモスプロジェクト。震災時に校舎が被災し、移転を余儀なくされた宮城県農業高校の生徒の発案で2018年から始まり、オンライン開催となった2020~2022年も継続して実施してきました。震災前に校舎があった広浦地区で、今年も満開のコスモスがランナーのみなさんをお迎えします。

POINT5

被災地の素材を使った『完走メダル』

東北・みやぎ復興マラソンの完走メダルは、被災地の素材を使って、被災地域の人たちが作っています。一つ一つ表情の違う、想いのこもったメダルをぜひ完走して受け取ってください。

[フルマラソン]雄勝石メダル

東京駅の屋根瓦にも使われている雄勝石が産出される石巻市雄勝地区。
地域を代表する産業であった雄勝硯の加工場も津波で壊滅的な被害を受け、住民数は震災前の4分の1まで激減しました。そんな雄勝地域の経済復興の一助になればと、初回大会からフルマラソンの完走メダルとして雄勝石を採用しています。
職人が一つ一つ手作業で作り上げるため、表面の模様が一つ一つ異なる、まさにオンリーワンのメダルです。

[2km競技]サザエさんオリジナル間伐材メダル(南三陸杉)

津波で甚大な被害を受けた南三陸町。震災直後から住民たちの雇用と、交流の場を確保するために立ち上がった「南三陸YES工房」が、南三陸産の杉間伐材から作ったオリジナルメダルです。

POINT6

おいしいグルメで復興支援 復興マルシェ開催!

フルマラソンのフィニッシュ地点にある復興マルシェの会場では、地元グルメが勢ぞろい。ご当地鍋に牛たん、麺類等、多くのご当地グルメが大集合し、フルマラソンを走り終えたランナーのみなさんをおもてなしします。地域住民の皆さんと交流しながら東北の美味しいグルメを堪能していってください!

POINT7

次の命を救いたい『減災・防災』の発信

東北・みやぎ復興マラソンのコースは、約7割が東日本大震災の津波の浸水域です。その場所で開催する大会だからこそ、あの震災での経験や記憶を、大会を通じて発信し続け、全国どこでも起こりうる「次の災害」の被害を最小限に食い止めるための活動を行っていきます。

会場に「減災・防災」ゾーンを設置

フィニッシュ会場に、「減災・防災ゾーン」を設置。減災・防災グッズの紹介や語り部ブース、震災当時から現在までの復興状況のパネル展示など被災地の記録や記憶、経験をランナーに分かりやすく発信するエリアを設置します。

非常食をエイドで提供

東日本大震災を契機に高まった防災意識。「いざ」というときの備えをするようになった方も多いと思いますが、非常食を口にする機会はそう多くないと思います。復興マラソンでは、フルマラソンのエイドステーションでその非常食を提供。食べやすさと栄養、両方を兼ね備えた非常食をみなさんに知っていただく機会を作ります。

被災自治体へ「減災・防災広報車」を贈呈

過去の経験を活かし、未来へ語り継いでいくために、日ごろから減災・防災の意識を高めていくことが重要です。リアル大会開催毎に被災地にある自治体を対象に、「減災・防災広報車」を贈呈しています。

<過去贈呈実績>
2017年大会 宮城県女川町
2018年大会 宮城県亘理町
2019年大会 宮城県南三陸町
2023年大会 宮城県名取市