POINT1 コースの約4分の3が津波の浸水域

POINT2 「ありがとう」の想いをこめたエイドステーション

POINT3 被災地に彩りを!満開のコスモスがランナーをお迎え!

POINT4 被災地の素材を使った『完走メダル』
東北・みやぎ復興マラソンの完走メダルは、被災地の素地を使って、被災地域の人たちが作っています。一つ一つ表情の違う、想いのこもったメダルをぜひ完走して受け取ってください。

東京駅の屋根瓦にも使われている雄勝石が産出される石巻市雄勝地区。
地域を代表する産業であった雄勝硯の加工場も津波で壊滅的な被害を受け、住民数は震災前の4分の1まで激減しました。そんな雄勝地域の経済復興の一助になればと、初回大会からフルマラソンの完走メダルとして雄勝石を採用しています。

津波で甚大な被害を受けた南三陸町。震災直後から住民たちの雇用と、交流の場を確保するために立ち上がった「南三陸YES工房」が制作する南三陸産の杉を使ったメダルには、大会アンバサダーである“サザエさん”が刻印されています。
POINT5 次の命を救いたい『減災・防災』の発信
東北・みやぎ復興マラソンのコースは、およそ4分の3が東日本大震災の津波の浸水域です。その場所で開催する大会だからこそ、あの震災での経験や記憶を、大会を通じて発信し続け、全国どこでも起こり得る「次の災害」の被害を最小限に食い止めるための活動を行っていきます。

フィニッシュ会場に、「減災・防災ゾーン」を設置。減災・防災グッズの紹介や語り部ブース、震災当時から現在までの復興状況のパネル展示など被災地の記録や記憶、経験をランナーに分かりやすく発信するエリアを設置します。

東日本大震災では、震災直後宮城・岩手・福島の3県で約40万人が避難所生活を送りました。広域にわたって甚大な被害を受けたことから、避難所生活の長期化を余儀なくされた方も少なくなく、非常食の重要性も改めて見直されるきっかけとなりました。コース上のエイドでは、これまで好評だった地元グルメに加え、普段なかなか口にすることのない非常食を提供します(数量限定)。

過去の経験を活かし、未来へ語り継いでいくために、日ごろから減災・防災の意識を高めていくことが重要です。被災地(宮城・福島・岩手)にある自治体を対象に毎年1自治体に「減災・防災広報車」を贈呈しています。
<過去贈呈実績>
- 2017年大会 宮城県女川町
- 2018年大会 宮城県亘理町
- 2019年大会 宮城県南三陸町
POINT6 被災地に笑顔を届ける『地域貢献活動』
過去大会では被災地のスポーツ少年団へのスポーツ用品贈呈をはじめ、コロナ禍で開催したオンライン大会参加者の累計走行距離に応じて被災地の子供たちの支援に充てる寄付企画や、医療従事者への支援、復興支援団体へ完走者数に応じての寄付企画を実施してきました。これからも被災地の現状や取り巻く環境、ニーズに合わせながら支援を続けてまいります。

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<2021年>
被災地の子供たちへの支援 公益社団法人ハタチ基金 寄付金:500,000円
医療従事者支援 岩手県、宮城県、福島県いわき市 寄付金総額:466,250円(オリジナルマスク販売売上額の一部) -
<2022年>
震災伝承、防災・減災活動団体への支援 公益社団法人3.11メモリアルネットワーク 寄付金: 300,000円