BACK TO THE HOMETOWN(スペシャルエイドステーション)

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コースのほぼ全域には、かつて数多くの集落がありました。
しかし、東日本大震災の津波被害で集落のほとんどが「居住が困難な地域」になり
かつての住民の方々は転居を余儀なくされ、故郷を失いました。
そこで私たちは、フルマラソン開催日の2017年10月1日に「当時の集落の賑わいを復活させたい」と考えています。

かつての集落の名前を冠したスペシャルエイドステーション「BACK TO THE HOMETOWN」を展開します。
そこにはかつての住民が再び集い、地域に伝わる郷土料理のご提供や伝統芸能を披露します。
応援に駆けつけたボランティアやいろいろな地域の方がダンスや声援を送ります。

~年に一度、故郷が「BACK TO THE HOMETOWN」として蘇ります。

何もかもが無くなってしまった場所を走るからこそ
「故郷への想いの中を駆け抜けていってほしい」という強い願いが込められています。
2017年10月1日・・・6年余の時を超えて「かつての賑わい」を取り戻すために!

設置エリアのご紹介

「BACK TO THE HOMETOWN」の設置エリアは、東日本大震災の浸水域です。
震災前には、多くの集落が存在し、地域の方々が生活を営んでいました。

名取市「閖上(ゆりあげ)」「北釜」

赤貝で有名な閖上港や仙台国際空港を有する名取市は津波による甚大な被害を受けました。名取川河口の閖上(ゆりあげ)地区は、宮城県沿岸部では唯一の市街化地域であり、
住宅密集地であったことから、特に多くの方が被害に遭いました。
今では、津波で全壊した「ゆりあげ港朝市」が営業を再開し賑わいを取り戻し、
閖上地区を見渡せる「日和山」と共に名取市の震災復興のシンボルとなっています。
名取市南東の沿岸部に位置する北釜地区は、土壌の条件を活かしたメロンなどの生産が盛んな地域でした。津波では家屋やビニールハウスなどのほとんどが流されてしまい、壊滅的な被害を受けましたが、近年では、農家が集まり協業による再起を目指されています。

岩沼市「相野釜」「藤曽根」「二野倉」「長谷釜」「蒲先」「新浜」

岩沼市は津波により沿岸部全域を含め市域の約48%が浸水する大きな被害を受けました。沿岸部の6つの集落は壊滅的な被害を受け、住民の多くは、被災後いち早く集団移転を決意。海岸から内陸に3キロ入った玉浦地区の西側に新しい街をつくることになりました。
集団移転にあたっては「ふるさとの再生」と「新たなコミュニティの形成」を目指し、議論を重ね、江戸時代から明治時代にかけて造られたふるさとの名所「貞山堀」をイメージした緑道が整備されました。

亘理町「荒浜」

「宮城県の湘南」と呼ばれていたかつての亘理町荒浜地区。
近海の海の幸に恵まれ、荒浜漁港から出荷される「カレイ」や「ヒラメ」は関東地方まで出荷されるほど有名でした。津波被害により沿岸地区は壊滅するも、全国からのべ20万人のボランティアが駆けつけ徐々に復興。
荒浜地区名物「はらこ飯」を提供するお店も一時は消失しましたが、近年にお店も徐々に復活。「復興を象徴する郷土料理」として再び注目を集めています。